40代にして初めてのかつら…銀座の毛髪企業に潜入!

かつら日和

1月某日、株式会社i-threeという毛髪企業に伺ったお話をさせていただきます。

毛髪企業ってことはかつらやヴィッグも含め毛髪のプロが集まる企業ということで、繊細な僕にとって不安だらけですが、かつらを作っていただけるか相談しに今回お邪魔させていただきました。

えっ!銀座1丁目!?僕は蒲田の町工場育ちで普段大田区を出ないので、銀座というだけでちょっと抵抗があるのです…。

ハイカラでハイソサイティ、ハイセンスの3本柱の街という僕の勝手な解釈ですが、やはり街を行きかう人々が何となく雰囲気が違うような気がしました汗。

関西から東京に戻って2年。大概のことを大田区で済ませてきたので、中央区に浮気をするなんて珍しいことなんですが、銀座というだけでまだお店についてもいないのに、何故か緊張しました……。

蒲田っ子が銀座上陸…。かつらを求めて…。相談だけでも大丈夫かな?

京急から直通で都営浅草線の宝町駅1番出口を出て、昭和通りっていう大通りから適当に東側の路地に入ると、左側にセブンイレブン、右側に京橋プラザ住宅という集合住宅が見えました。

その京橋プラザ住宅のエントランス付近にある、集会室か何かのガラス窓の前で、なんと社交ダンスの練習をしているカップルがいるではないか!?

うおおお!蒲田じゃ見たことないわー!蒲田だとドレッドの兄ちゃんがラジカセ地べたに置いて、ストリートダンス踊っているくらいしか見たことないわー!

銀座ってお洒落やなぁ~とShall we ダンス?さながらの、素敵な光景を横目に、隣の京橋公園を横切る形で更に東側に進みました。

僕の携帯電話は低スペックな為、地図を見るとフリーズしてしまうので、勘でお店を探しました。

パン屋の銀座に志かわを目指しながらストリートビューで見た外観を探しながら歩いていると、そのパン屋がありました。

これがキャビネットビルかな?案内板を見ると3Fに株式会社i-threeと書いてあったので、ビル内にあるのインターフォンを押しました。

すると温かみのあるダンディな男性の声が聞こえ「どうぞお入りください」と電気錠を操作して扉を開けてくださり、エントランスに入りエレベーターの3Fのボタンを押しました。

画像に写っている男性は株式会社i-threeのモデルさん(爽やかなイケメン♡)で、株式会社i-threeに来る途中に見た社交ダンスのカップルやShall we ダンス?を連想させる画像だと思い、株式会社i-threeさんより拝借させていただきました。

個人的にお気に入り画像です☆銀座に来た気がしますわー♪

3Fに着くと優しそうでダンディな男性が笑顔で出迎えてくださりました。入店すると「うおお!めっさかつらがあるわぁー!!選びたい放題やん!!」っと心の中で思いながら、先程のダンディ男性からお話を伺うことになりました。

名刺を頂戴したところ、代表取締役の井上さんという方で、というか代表取締役の方が対応してくれるの?と思わず腰が引けてしまいました汗。


店内のかつら達
※今はレイアウトが違うかもしれません。

 

「とりあえず一見さんお断りというのはないんやな…」と緊張しまくりではありましたが、僕の今回伺った話や薄毛の悩みを聞いてくださり、井上さんからもi-threeさんで作られているかつらが、どういうかつらなのか丁寧に教えてくださりました。

僕はかつらといっても地元の露店で購入した1000円のかつらしか被ったことがありません。そう、なんかごわごわしてかつらを付けている感が半端ないのですよね…。やはりかつらに対して抵抗はあるのですが、せっかく伺ったのだからi-threeさんのかつらを付けてみたいとは思っていました。

するとサンプルのかつらを試しに付けてみては?と井上さんが勧めてくださったので、緊張感もほぐれたところで装着させていただきました。鏡の前に座りまた緊張(笑)。初めて人に付けて貰うわーっとドキドキしました。

いざ被ってみると、かつらの頭皮に対しての吸着感がすごくフィットしていて、かつ吸盤みたいに思いっきり吸い付くわけでもないので心地よいのですよね♪うん、悪くない、むしろいいかも♪

そして鏡の前の自分を見ていると数十年前の自分よりいいんじゃないか?俺?って思わせるような、自分なんですが、自分ではないような感覚に陥りました。

「もしよろしければ、型を取ってみますか?」と井上さん。これはええわぁ~(すみません、関西が長かったもので…)1000円のかつらには悪いのですが、全く別次元の感覚を知ってしまった為、即「はい、お願いします!」の一言を伝え、型を取って貰うことにしました。

ラップとセロファンテープで?と意外でしたが、シンプルですがこれだとしっかり頭の型が取れるそうです。ただ井上さんの型取りに慣れた手つきがすごくて、職人技にも驚きました。僕も職人の端くれだったのでしっかり見ちゃうんですよね。

あの温和で紳士な井上さんが、クールだ。かっこいい…♡

型取りも無事に終わり、結局オーダーメイドでかつらを作っていただくことになりましたが、後悔はしておりません。やはり別の自分を鏡の前で見てしまうと、美に目覚めてしまうものですね(笑)。自分かっこええわ~、とちょっとナルシストの気持ちがわかるような気がしました。

僕はギターをやっているのですが、ライブをする時帽子を被っていたのですよ汗。でも帽子にも限界があって、慣れたライブハウスとかだったら普段のスキンヘッドを出してもいいのですが、初めての場所だと抵抗があるのですよね。

仕事やプライベートだとスキンヘッドでも気にせず生活をしているのですが、やっぱり人前に立つと人の目を気にしてしまうのですよね。ここは人それぞれの感覚だとは思いますが、今回の体験でかつらにハマりそうです♪

コロナ禍ということでかつらの出来上がりに時間がかかっているみたいですが、自分のかつらができるのをすごく楽しみにしております。また自分のかつらができたら、状況をアップさせていただきますね。

ブログを見てくださりありがとうございます。

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