こんばんは。暗がりの中で自転車の鍵穴の位置がわからず、有らぬ方向に鍵を振り回し、キズをつけてばかりいる摩周達也です。先週の日曜日は以前から告知させてもらっていた、志紀うどんでライブをさせていただきました。楽しい思い出ばかりが今も心に残っております。
八尾の志紀は僕の住む場所から車なら1時間かからないくらいで行ける場所なのですが、車を持っていない為、電車で行きました。となると北摂から南下し天王寺か新今宮に出て、JR関西本線(大和路線)に乗り換えて南東に向かうので、1時間15分~30分くらいはかかりました。
ですが、時間をかけて行った甲斐がありました。志紀駅西口から信号を渡り右方向に歩いていくと、常連さんが何人も集まっておられるお店を発見。常連さんが多い知らないお店に入るのには勇気が必要だと思い、深呼吸をしてから入店しようとしたら、マスターと常連さん(通称先輩)が僕にお声をかけてくださりました。
心の準備をしていないタイミングだったので、吸った空気を吐くタイミングを失ってしまう程びっくりしましたが、マスターと常連のお客さんは快く迎えてくださりました。
まだ出演者の方は誰も来ておらず、ぼっーっと店内を眺めていたら、マスターが「ちょっとリハーサルがてら歌ってみてよ」と緊張気味の僕に言うと、すぐさま常連の方である通称先輩がギターアンプとマイクのセッティングをしてくださいました。
やけに慣れているなぁと思いながらあたふたしている間にセッティング完了。渋いメンズの前での弾き語りは妙な緊張感があり、手にもおでこにも汗が滲み出てきました。
えいっやぁ!と心の中で意気込み歌い始めると、諸先輩方の視線が僕の方に向かいますが、できる限り気にせずにギターを掻き鳴らしては声を張りました。
歌い終わるとマスターが「もうちょい声出していいよ」と言ってくれたので、もう少し声を張り歌いました。
外でたこ焼きを焼いていたマスターが「全部自分で作ったの?」と聞いてくださった時はこれはいいのか悪いのかわからない反応だなーと思いながらも、「ええ、そうです。まだ曲数は少ないですが…」と答えました。
そうこうしているうちにメインの蓮音まゆさんが来られました。緊張感は感じられず、仕事をこなしに来たというオーラが強く、プロとして活動している人のリハ&ステージが見れるのは非常にありがいと思いました。
マイマイクとマイアンプを持ってきており、念入りにマイクの音とアンプに通したギターの音、オケの音をチェックしておりました。見習う点があり僕には足りていない部分も理解できました。
一番最初に出演予定の林田修治さんがリハの時間になっても来ず、スタート時間になってしまったので、二番目に演奏する予定だった僕が出番を変更し一番目に出演しました。
ライブは前回の苦手なフレーズの課題は克服でき腕もつりませんでした。ですが、ライブをすればするほどどんどん課題が出てきます。
僕の一番の課題はMC、あとは普段歌い慣れている部分を力み過ぎて声が裏返ってしまったこと、ギターのコード弾きからの単音弾き、もしくはアルペジオに移行する部分がぶれたり、かすれたりしてしまいます。
どの課題も克服できるはずなので、MCはせめて自分の思ったことをオーディエンスに伝わるようにしていきたいと思いました。当たり前のことがまだまだなので、意識していきたいです。
人のライブを見ていてもやはりMCが安定していること、特に大阪の方だからってわけではないのかもしれませんが、しゅうちゃん(林田修治さん)は笑いをうまく入れてくるんですよね。蓮音まゆさんは相当場数を踏んでいるようなステージングとMCも落ち着いていて何を伝えたいのかがよく理解できました。
お店の雰囲気は常連さんでいっぱいですが、とても良いです。楽しい時間をありがとうございます。しょっちゅう行ける距離ではありませんが、また必ず課題を克服してライブに臨みたいと思います。
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