淡い思い出は夜景と共に

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皆さんお疲れ様です。摩周達也です。ブログの更新ペースが遅いんだよと、言ってくださる方々のありがたいお言葉に出来る限りお応えしたく、まだまだ遅いですが、投稿させていただきます。

昨夜僕の友達のバンドのバイニャンズと、兼ねてからファンだと公言しているJinnyOops!のライブを見に行ってきました。

僕は元々女性ボーカル&バンドをあまり聴かないできましたが、うん十年の時を経てハマりました。正直彼女達の表現する音楽は、特に歌はライブハウスだと若干聴き取りにくいのですが、知っている曲は歌詞を大体覚えているので(おいおい、自分の歌詞はなかなか覚えないのに?!)伝わってきます。

何故ハマったのかもよくわからないのですが、ライブを見ているうちに、詞も曲も僕の心に突き刺さっていったのでしょうね。

やはりバンドを見ていると自分もバンドを組みたいと思います。しかし、現状の生活では一人で弾き語りが精一杯です。

ソロライブに向けて新曲を作ったり、できれば音源も作成したいのですが、活動は難航しております。ですが、今僕に出来ることの全てをどうにか表現したく模索しながらも、蠢きながらも行動をしております。

僕は正直自分を売り込むことが得意ではありませんが、支えてくださる皆さんにより、何とか前に進んでおります。

さて話は変わりますが、僕には珍しく恋愛の話をさせていただきたいと思います。

もうかれこれ20年近く前の話になりますが、僕はある女性に恋をしました。当時の僕は日夜問わずアルバイトに明け暮れながらも、夜は仲間と飲みに行ったり、カラオケをしたり、ライブハウスで歌ったり、アルバイト先の駅の近くにある地下道などで弾き語りをしておりました。

その女性とは、とあるアルバイト先で知り合い、同じ年でしたが、どこか大人っぽく出会った頃から少し意識をしておりました。

彼女は中部地方から東京に上京して、専門学校に通いながら働いておりました。仕事ぶりも非常に真面目で他の男性従業員からも人気がありましたが、彼女には恋人がいました。

そのことを知った時から、僕はお付き合いできる可能性はないなと諦めながらも、高嶺の花に少しでも近づきたいと思い、彼女の前ではわざとふざけたり、どうしようもないギャグを言ったり、お友達になろうと行動をとりました。

嫌われる可能性もありうる、どうしようもないギャグを連発して、周りは引いておりましたが、何故か彼女はクスクスと笑ってくれました。そこから打ち解けあい少しずつ友達としてのお付き合いが進んでいきました。

僕と仲の良かった友達の輪にも彼女は自然と溶け込み、アルバイトが終わった後よく飲みに行くようになりました。

それから1年程経ち彼女は地元に帰ることになり、自分の気持ちを打ち明けるべきか悩みましたが、結局何も言わず、彼女の進むべき道を応援することにしました。

何故か彼女は僕の歌を好きでいてくれたので、未発表曲の入ったテープを送り、しばらく文通をしました。
それからしばらく手紙でのやりとりと、時々電話をしたり、お互いの近況報告をしておりました。

しかし、段々とお互いの生活が慌ただしくなったこともあり、自然と文通をしなくなりました。今思えば当時自分の気持ちを伝えるべきだったのかと、時々思い返すこともありますが、現在は彼女が今も幸せであったらいいと願っております。

今回の写真は彼女が生まれ育った街並みの夜景を選ばせていただきました。いつかもし再び出会うことがあるのであれば、昔話に花を咲かせたいと思っております。

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